シェルパ/Sherpa STAR Cooperation社製 FL3X Device-S

掲載日:2026.10.22

STAR Cooperation社製 FL3X Device-S

FL3X Device-Sは、CAN FD、FlexRay、Automotive Ethernet(100BASE-T1、10BASE-T1S)、LINなどの主要な車載ネットワークに対応したコンパクトな多機能バス制御ユニットです。高額な大型HILS装置を使わずに、手元でECU単体評価環境(卓上HILS)を構築可能。ハードウェア標準搭載の8系統に加え、1つのFlexTiny3拡張スロットを備えており用途に応じたバス拡張にも対応します。デュアルコアARM CPU(Altera Cyclone V SOC)とドラッグ&ドロップで直感操作できるGUIツール「FL3X Config」との組み合わせにより、レストバスシミュレーション(RBS)、異種バス間ゲートウェイ、信号操作、データロギングを高度に実行します。

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主な特長

1. 8系統の標準ポート + FlexTiny3スロットによる柔軟な拡張性:

  • CAN-HS(2ch)、CAN-FD/HS(2ch)、FlexRay A/B(各1ch)、100BASE-T1(1ch)、LIN(1ch)を標準搭載。拡張スロット(FlexTiny3)に各種トランシーバモジュールを追加することで最大14chまで拡張可能です。

2. 評価目的に合わせた代表的な拡張構成例

CAN最大化パターン(最大8ch):「4CAN-FDモジュール」を装着し、1台でCAN/CAN-FDを最大8ch同時制御。ドメインコントローラや複数CANラインが集約されるECUのテスト

  • レストバスシミュレーション(RBS)に最適。
  • Ethernet強化パターン(100BASE-T1 × 3ch):2*100BASE-T1モジュールを追加し、車載Ethernetを3ch化。SOME/IPやDoIPを採用する次世代車載Ethernetと既存CAN間の中継。
  • ゲートウェイ検証に最適。

3. リアルタイム処理を実現するデュアルコアARM CPU & 高速起動

  • Altera Cyclone V SOC(ARM Dual Core 800MHz)を搭載。200ms以下の高速起動と高精度リアルタイム演算により、安定したゲートウェイ処理およびレストバスシミュレーションを実行します。

4. 直感的PCツール「FL3X Config」によるGUI開発環境

  • AUTOSAR(.arxml)、DBC、LDF、FIBEXなどのデータベースファイルを直接読み込み、レストバスシミュレーションやゲートウェイ、信号操作(オフセット・フリーズ等)の設定を一元的に構築できます。

5. 主な活用シーン(アプリケーション例)

  • ECU単体テスト・評価(卓上HILS):大型HILSを使わず、デスク上でレストバスシミュレーションを行い目的のECUを単体動作評価。
  • 異種車載バス間のリアルタイムゲートウェイ:CAN FD、FlexRay、車載Ethernet間の高速ルーティングおよび信号相互変換。

6. 期待されるお客様のアドバンテージ

  • 【評価環境コスト・スペースの劇的削減】 デスク上に個人の評価環境を構築でき、ベンチ占有待ちの解消や設備投資コスト削減に貢献。
  • 【準備工数の削減 & 最新規格への対応】 データベースの直接読み込みで設定工数を削減。10BASE-T1S等の最新モジュールへの差し替えにより既存資産を活かしたまま最新規格評価へ拡張可能。

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