計測技術研究所/KEISOKU GIKEN 回生型コンボ電源 RPS-5000シリーズ

回生型コンボ電源 RPS-5000シリーズ

回生型コンボ電源 RPS-5000シリーズは再生可能エネルギーや先進グリッド分野における高度な試験ニーズに応える、次世代型の4象限(Quadrants)電源です。
ご購入後も、お客様の試験・評価用途に合わせてアップグレードによるモデル変更が可能です(当社へのセンドバック対応)。既設機の機能拡張にも対応し、将来的な試験環境の変化にも柔軟に対応できる、高い拡張性を備えた電源です。

主な特長

完全な4象限(quadrants)電源

完全な4象限(quadrants)電源

コンパクト&パワフル(高電力密度・大電流化)

一般的な同容量のグリッドシミュレータに比べて、高電力密度化(約50%削減)・大電流化(約35%増)
コンパクトかつパワフルなグリッドシミュレータです。

AC/DC電源として定電力モードを加え基本機能を完全網羅

一般的な定電圧(CV)、定電流(CC)モードに加えて、定電力(CP)モードにも対応。すべての基本機能を網羅しました。
定電力モードではAC出力にも対応しており、試験範囲を大幅に広げることが可能となりました。

電流Limit機能:設定した電流値を超えないように電圧を自動調整し、電流を一定に保ちます。
電力Limit機能:設定した電力値を超えないように電圧を自動調整し、電力を一定に保ちます。

先進のSiC MOSテクノロジーを採用し、風力発電試験など高電圧アプリケーション向けにオプションで最大400VL-Nの高電圧出力に対応しています。 定電力(Constant Power)出力機能により、低電圧時には高電流を、高電圧時には低電流を、ギア切り替えや出力の中断なくシームレスに供給可能。柔軟な試験環境の提供が可能です。

ユニークなSplit DC(単相3線)出力機能

DC出力ではSplit出力が可能です。単相3線出力モードでDC出力を行うことができます。
より高い電圧の出力が可能となりました。

ご購入後でもセンドバックによるモデル変更のアップグレードが可能

ご購入後でも、お客様の評価シーンに合わせてSモデルからG、Bモデル、G、LモデルからBモデルへアップグレードが可能です。
(アップグレードの作業は当社へのセンドバックが必要となります)

マルチ出力およびマルチ負荷に対応

マルチ出力タイプ(三相/単相:DC/単相3線)に対応。結線変更であらゆる電源の模擬および負荷の評価・試験が可能です。

タッチパネルとロータリノブを採用

視認性に優れた7インチカラー液晶タッチパネルを搭載し、取扱説明書がなくても直感的に操作できます。

高調波測定機能

高調波測定機能は、基本周波数(F)に基づく出力電圧と電流の全高調波歪み(THD)に加え、1次から50次までの高調波データを測定できます。
Vthd(電圧全高調波歪み)とIthd(電流全高調波歪み)を同時に表示および、電圧、電流、電力、力率、波高率も測定できるため、電力品質分析が可能です。
表形式のリスト表示の他に、棒グラフでの表示もできるため、下図に示すように振幅分布と傾向を視覚的に分析できます。

波形観測機能

電圧と電流の波形を高速に観測可能な波形観測機能を搭載。波形データをキャプチャし出力電圧と電流の変動を可視化することで、オシロスコープを使わずに波形の傾向を直感的に把握できます。
また波形表示は、垂直軸(V/Iスケール)、水平軸(時間スケール)の設定と表示する電圧チャネル(Φ1/Φ2/Φ3 Volt)と電流チャネル(Φ1/Φ2/Φ3 Curr)を選択可能で、必要な情報のみを表示することができます。

スマートな安全設計と通知機能

端子台は筐体内に格納されている安心の設計。ケーブル取り出しは背面からスムーズに行うことができます。スマートな配線が可能です。
またマルチ出力による配線ミス無くす為、表示画面による通知機能を実装しております。

Basicモード(対応機種:Sモデル、Bモデル、Gモデル)

出力モード

AC、DC、AC+DCモードの選択の他、各種設定の実施が可能です。

出力リレー ON/OFF機能

DUTと完全な切り離しが可能なリレー機能を内蔵。出力時のみ「ON」するか、常の「ON」するかの選択が可能です。
これにより、電池への充電アプリケーションにおいて、満充電時に電源出力がOFFとなっても完全に切り離しができる為、予定外の放電現象が発生することがありません。また連続した双方向試験を実施したい場合、常に「ON」することで安定した出力を継続することが可能です。

AC波形出力モード

AC出力モードでは正弦波、矩形波、CSIN(クリップド正弦波)、三角波、内蔵歪み波形、USER(30セットのユーザー定義波形)設定の6つから選択可能です。

CSIN(クリップド正弦波モード)

クリッピングされた正弦波には高次高調波が含まれているため、非線形負荷や電磁干渉(EMI)を模擬することが可能です。
電力試験やEMCアプリケーションにおいて、デバイスの性能や電磁両立性を評価する際に便利な出力モードとなります。

内蔵歪み波形モード

30セットのAC/AC+DC歪み波形(DST1~DST30)を搭載し、様々なテストシナリオにおける高調波歪みでの試験が可能です。

スルーレート設定

ACまたはDC電圧の立上りと立下り時間をスルーレート設定として変更可能です。 突入電流の回避や容量性/誘導性負荷へ安定した電圧源としてスルーレートを調整すること緩やかな電圧変動へ調整することができます。 また周波数スルーレートにおいては、周波数に敏感なアプリケーションにおいて有効です。周波数に依存する保護機能やシステムエラー、誤動作などにおいて、急速な変化を防ぐことが可能です。

出力インピーダンス設定

実環境負荷条件のシミュレーションの実施をすることができます。 抵抗とリアクタンスの出力インピーダンス値を設定し、DUTが実際の電源条件下でどのように動作するかをシミュレートすることが可能です。

ADVANCEモード

ADVANCEモードはList,Step,Pluse,Synthesis,Interharmonic, Transientの6モードに対応。
内部メモリにてプログラム可能です。規格試験など複雑な波形シミュレーションに適した 波形出力モードとなります。

Listモード

時間、振幅、周波数及び電圧が変化する複雑な出力シーケンスの生成をすることが可能なモードです。

ステップモード

電圧、周波数、位相および間隔の値を1回設定するだけの簡単な出力シーケンスの生成(ステップアップ/ステップダウンシーケンス)をすることが可能なモードです。

Pluseモード

ユーザー定義した電圧で単一または複数のパルスの出力シーケンスの生成をすることが可能なモードです。疑似的に不安定状態をシミュレートします。

Synthesisモード

波形を合成させる出力シーケンスモードです。カスタム波形設計機能となります。

Interharmonicモード

高調波(インターハーモニクス)出力シーケンスモードです。最大3000Hzの高調波を重畳させることが可能です。

Transientモード

サージ(POP)とサグ(DIP)を発生させる出力シーケンスモードです。瞬停や瞬断試験や倍電圧試験などのイレギュラー電圧の再現が可能です。

あらゆる三相不平衡出力モードに対応

  • 逆相出力モード
  • 位相角差設定モード
  • 三相出力モード

三相出力モードでは、3つの不平衡出力(独立モード(Independent)、同一周波数モード(Same Freq)、平衡モード(Balanced))に対応しております。それぞれ設定することであらゆる不平衡出力に対応することが可能となりました。

革新的なAC負荷モード (対応機種:Lモデル、Bモデル)

AC負荷モードは従来の定電流(CC)、定抵抗(CR)、定電力(CP)モードに代表される一般的な負荷に加え、整流負荷、誘導性/容量性負荷モードに対応。それぞれ異なる機能モードから、負荷シミュレーションの実行が可能です。

AC負荷/整流モード

一般的な定電流(CC)、定抵抗(CR)、定電力(CP)モードに加えて、皮相定電力(CS)モードを追加しました。有効電力再現時には定電力モード、皮相電力再現時にはCSモードを使うことで、交流負荷模擬としてより実機に近いシミュレーションを実施することが可能です。

CZモード

従来の電圧、電流設定ではなく、接続される実負荷に近い抵抗分と誘導性/容量性負荷のシミュレーションが可能なモードです。抵抗(R)、誘導性(L)、容量性(C)の各成分を設定し、より現実に近い複合的なインピーダンス特性を持つシミュレーション負荷として使用可能です。

容量性および誘導性負荷

交流電圧源で動作する電気機器には、内部に容量性または誘導性の負荷が含まれており、その特性により電流が電圧に対して進んだり(リード)、遅れたり(ラグ)します。RPS-5000では、定電流(CCリード/ラグ)、定電力(CPリード/ラグ)、皮相定電力(CSリード/ラグ)各モードを用いて、試験条件に応じた電流と電圧の位相差(degree)を設定でき、多様な容量性・誘導性負荷特性をシミュレートすることが可能です。

ハーフサイクル負荷

半波整流などの負荷モードを再現させ、インバータやUPSの出力電圧の安定性の試験・評価などに使用します。温度調整/調光型の家電製品、保護スイッチなどで使用されているシリコン制御整流子(SCR)であるサイリスタやトライアックなどの位相変調模擬に最適です。

Disturbanceモード

グリッドシミュレータの内蔵歪み波形モードを応用した独自の高調波・外乱シミュレーション機能により、様々な高調波ノイズ成分を負荷電流に重畳させることが可能です。

DC負荷モード (対応機種:Lモデル、Bモデル)

DC負荷モードは従来の定電流(CC)、定抵抗(CR)、定電圧(CV)、定電力(CP)モードに代表される一般的な負荷に加え、動的モード(CCまたはCR)およびビルトイン機能を搭載しております。それぞれ異なる機能モードから、負荷シミュレーションの実行が可能です。
※DC負荷モードは現在開発中です。

ビルトイン機能

ファンクションとして内部に実装されている負荷モードとなります。専用プログラムモードとなり、用途にあった放電(負荷)の実行が可能です。

LAN/USB/RS-232Cを標準装備

LAN/USB/RS-232Cを標準搭載。別途オプションでGP-IB及びCANの実装が可能です。
※CANインターフェースは現在開発中です。

PLC制御に最適な外部アナログ・デジタルコントロールを装備

PLC制御用に、外部アナログ・デジタルコントロール(External I/O)を装備。±10Vによるアナログ(リファレンス)コントロールに対応します。また電流と電圧モニターもあり測定値の読み込みも可能です。

USBメモリに対応

専用USBポートにUSBメモリを接続することで、ファームウェアのアップデートおよび設定データの保存や波形データのダウンロードが可能です。複数台保有した場合の設定値のデータ移行など簡単に実施することが可能です。

大容量化に特化したマスタースレーブ機能

最大5台(マスター機含む)までマスタースレーブによる容量拡張が可能です。30kVAモデルでは150kVA、45kVAモデルでは225kVAまで拡張可能です。電源ユニットごとに、1本のケーブルで簡単に接続ができ、並列モードを有効にすると複雑な追加設定を必要とせずに自動的に容量拡張が構成されます。

前面吸気・背面排気でコンパクト設置

大容量電源でも、側面からの吸気なく前面吸気・背面排気の構造としました。製品同士を左右隙間なく設置することができる為マスタースレーブ接続においても、設置面積を最小限にすることが可能です。

上部アイボルトによる搬入出可能

自走式のキャスターを使った搬入出の他に、標準でアイボルトを搭載しておりクレーンにて搬入出することも可能です。

PowerVUE リモートコントロールソフトウェア

PowerVUEソフトウェアは、Windows PCに対応し、LANおよびGPIBインターフェース経由でのリモート操作が可能です。グラフィカルなインターフェースにより、インテリジェントな試験監視・管理をサポートします。 PowerVUEは、IEC 61000-4-11、4-13、4-14、4-17、4-28、4-29に準拠した各種テストモードを搭載しており、国際規格の試験に対応しております。

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