菊水電子工業(株)大容量スマート交流・直流安定化電源 PCR-WEA/WEA2シリーズ NEW

掲載日:2021.6.25

PCR-WEA/WEA2シリーズは、超小型高電力密度、高性能なPWMインバータ方式の大容量交流・直流安定化電源です。PCR-WE/WE2シリーズの仕様変更を行い新製品PCR-WEA/WEA2シリーズとしてリニューアル発売。お客様の「あるといいな」を実現すべく、「出力電圧」、「過渡応答・応答速度」など「パワーアップ」。自動車も、飛行機も、電波暗室も・・・。大容量の試験環境を新たなステージへ。

最大電量1kVA、2kVA、3kVA、6kVA、12kVA、18kVA、24kVA、30kVA、36kVAの全15モデル。6Uで6KVAのパワーを誇る高電力密度仕様、一筐体で36kVAモデルまでご用意しております。

3kVA以上はマルチタイプで単相/単相3線/三相出力の切り替えが可能です(PCR-WEA2/PCR-WEA2R)さらに、回生機能付きモデルもラインアップ(PCR-WEA2Rモデル)。また並列運転ケーブルにより最大144kVAまで拡張が可能です。

 

製品の価格

  • 2021年6月現在の価格になります。
  • 価格については、予期なく変更する場合があります。

主な特長

・PWMインバータ方式、高効率(約85%)
・出力周波数1Hz ~ 5kHz
・出力電圧AC 0 ~ 320Vrms / DC 0 ~± 452V
・AC、DC、AC+DCの各出力が可能
・DC出力は定格電力の100%までOK
・単相モデル:1kVA、2kVA
・マルチ相モデル:3kVA、6kVA、12kVA、18kVA、 24kVA、30kVA、36kVA
・電力をはじめとする各種の計測機能を標準装備
・各種電源変動シミュレーション、シーケンス機能
・LAN(LXI)、USB、RS-232C標準装備、オプションでGPIBに対応
・フロントパネル脱着可能
・エコ機能(節電機能)
・回生機能により逆潮流100%に対応(WE2Rモデル)
・アナログモニタ出力 I/F 追加(工場オプション)

電圧補償機能を活用しよう!

一般的に交流安定化電源は、不安定になりがちな電力系統の供給電圧を安定化させるために使用されています。
今回は、交流安定化電源をより安定的に使用するためのコツとして、意外と知られていない電圧補償機能(コンペンセーション機能)をご紹介します。PCR-WE / WE2 シリーズは、設定値に対して供給電圧が過不足した場合に出力電圧を自動で補正する機能を 3 種類搭載しています。工場出荷時には「OFF」となっているため、機能を有効にする場合は、ユーザで設定する必要があります。

PCR-WEA/WEA2 シリーズの電圧補正機能(コンペンセーション機能)

①ハードセンシング

電圧補正ポイントを負荷端に接続して、負荷線による電圧降下を補償します。
補償レベル:約 1.5V(片道)
メリット:リアルタイム補正が可能で、高速変動時にも電圧の補正が可能

②ソフトセンシング

出力端もしくは負荷端の電圧を測定し、設定値に対して電圧の不足分を補償します。
補償レベル:±10% of V set
メリット:補正レベルが高く、広帯域で安定的な電圧を供給可能。

③レギュレーションアジャスト

電源本体の出力電流から電圧降下を計算し、降下分の電圧を補正します。
補償レベル:±10% of V set
メリット:補正レベルが高く、センシング線が不要。

PCR-WEA/WEA2 シリーズは、3 種類の電圧補償機能を搭載!

使用条件に合わせて適切に補償機能を設定することでより安定的な電源環境を構築することができます。

DC電源変動試験 任意波形機能で設定限界を超える

PCR-WEA/WEA2 シリーズは、主に交流電源として使用されると同時に一部のお客様では、「高速&高電圧」の直流電源として活用されています。今回は、PCR-WEA/WEA2 シリーズの機器性能を 120% 活用し、試験を実現した事例をご紹介します。

システムを複雑化させず、直流高電圧の高速変動試験を実現したい!

通常、上記の試験を実現させる場合、「電源」と「電子負荷」など複数の機器を使用してシステムを構築するのが一般的です。ですが、この場合システムの複雑化は避けられません。

そこで、PCR-WEA/WEA2 シリーズを使用して、電源単体で試験可能な方法を模索ました。今回は、変動試験の出力パターンを任意波形で設定しています。

リミット電流設定、意図せぬ事故を未然に防ぐために

PCR-WEA/WEA2 シリーズは、「超コンパクトで大容量」、「異なる容量でも並列運転」などハイパワーに対応する業界でも有数の試験用交流安定化電源となっています。さて、今回は「並列運転」や「省エネ運転機能」を使用する際に重要なポイントについてご紹介します。

・電力設定について

並列運転や省エネ運転機能を使用する場合、電力設定を実施します。
電力設定は、出力モード(単相・単相 3 線・三相)ごとに設定値を持つので、個別に設定する必要があります。

・電流リミット設定について

特に忘れがちになるのが「電流リミット」の設定です。
PCR-WEA/WEA2 シリーズでは、電流リミットが連動して更新されることはありません。
これは、運用上「めんどくさい」と思われることが多いはずです。
ですが、意図せぬ電流値の変更は「負荷の破損」や「配線の損傷」を招く可能性があります。
KIKUSUI では、利便性よりも安全に使用してもらうことが重要であるという考えから意識的に電流リミットを設定してもらうスタイルとしています。

電気は油断をすると重大な事故につながります。PCR-WEA/WEA2 シリーズでは、利便性・機能・性能を追い求めるだけでなく「電気を人が使用する」ことを 念頭に工夫を凝らしていることもご理解いただけると嬉しいです。

ノン・インバータ式家電向けに最適な交流電源 PCR-WEA/WEA2シリーズ

家電製品は、様々な地域や国で使用されています。効率的に製品を評価/確認するには、各国の多様な商用ラインを再現可能な交流安定化電源が最適です。

・評価 / 確認用の交流電源を選定のポイント!

・ PCR-WEA/WEA2 シリーズ 3 つのメリット

航空機向け電源変動試験に「アビオニクス試験用ソフトウェア:SD012-PCR-LE/WE」が有効です

航空機の内部では、エンジン出力の上下などの影響で電源電圧変動が発生します。それに対し、搭載される機器は、電圧変動が発生しても正常に動作しなければならない!
だから・・・専用の規格試験で、現実で発生した事象を基に試験方法やリミット値が設定されています。

しかし、実はこの規格書には誤解しやすい罠があります。規格書には、機体内で発生する電圧変動をイメージした出力波形の図が添付されています。
しかしながらこの図は、試験パターンや手順を図式化したものではありません。

規格内の Figure をそのまま試験してしまうと「規格は不合格に!」なる可能性があります。正しい試験を実施するには、規格書および手順書を熟読し、要求される試験を理解する必要があります。でも、規格書を読むのはかなり大変です。

KIKUSUIのアビオニクス試験用ソフトウェア SD012-PCR-LE/WE なら、以下のような特長がありますので強力なサポートができます。

● 複雑かつ誤解しやすい試験パターンをあらかじめプリセット
● 試験シーケンスと規格書の項目がリンクしているので分かりやすい
● 民間用の DO-160 も防衛用の MIL-STD-704 も All in ONE

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