掲載日:2018.10.14
RF送信アンプの歪みと隣接チャネル特性
マイクロニクス(株)ハンディ型シグナルアナライザ MSA500シリーズ
高い周波数の送信アンプでは、その歪みが大きいと、波形が歪んで隣接チャネルへ漏れる不要な電波が大きくなります。アンプ特性改善の効果を見るには、隣接チャネルへの影響を数値で確認する必 要があります。MSA500 シリーズを用いれば、これを簡単に確認することができます。
製品の価格
製品 | 標準価格(税別) |
3.3GHzシグナルアナライザMSA538 | ¥748,000 |
8.5GHzシグナルアナライザMSA558 | ¥1,130,000 |
TG搭載3.3GHzシグナルアナライザ MSA538TG | ¥930,000 |
EMI用3.3GHzシグナルアナライザ MSA538E | ¥889,000 |
EMI用8.5GHzシグナルアナライザ MSA558E | ¥1,300,000 |
- 2021年11月現在の価格になります。
- 価格については、予期なく変更する場合があります。
主な特長
- ACP(隣接チャネル漏洩電力)測定モードで、隣接チャネルへの漏洩電力量を確認します。キャリア周波数の-5MHz、+5MHzのそれぞれ±2.2MHzにおけるACP比は -32.86dBc、-33.08dBcですが、アンプ特性を改善した右図では、-35.29dBc、-35.74dBcとなり、 隣接チャネル特性が改善されたことがわかります。
- シグナルアナライザMSA500シリーズは上記”隣接チャネル漏洩電力”の他にも”チャネルパワー測定”、”占有周波数帯幅測定”、”電界強度測定”、”磁界強度測定”、”ノイズ測定”など様々な測定モードを備えており、 必要な機能を簡単に呼び出して使用することができます。