MATLAB・JMAGパワエレソリューションウエビナー2020オンライン(参加無料)

掲載日:2020.10.1

高効率、低コストのモータドライブシステムを開発するための有効なツールとして、MATLAB / Simulink、JMAG-RT、が使われ、シミュレーションを活用したモデルベース開発は、モータ開発においても必須になりつつあります。
これらのツールを使用したモータ制御の研究・開発に関わる最先端応用事例と成果の紹介をいたします。
学術分野をリードする著名な研究者に技術動向の背景と展望を解説していただき、更に高速コントローラ(RCP)モータHILSを活用した、最先端のモータ制御の研究・開発事例の紹介をしていただきます。
本年は新型コロナウイルス感染症の拡大の情勢をふまえ、ウェビナー形式にて開催させて頂く運びとなりました。

主 催 : 穂高電子株式会社
共 催 : ディエスピーテクノロジ株式会社 ( http://www.dsptec.co.jp/ )

    : 株式会社JSOL ( http://www.jmag-international.com/jp/ )

    : ENJYN株式会社 ( https://enjyn.co.jp/ )

場 所 : 本セミナーは、Zoom会議システムによるオンライン開催です。

※Zoomアプリをダウンロードいただかなくても、ブラウザ上で聴講いただけます。

※お申し込み後、専用URLをお送りします。

※オンライン開催ですので、会社や自宅のパソコンやモバイルからご自由に参加していただくことができます。

※同業他社および当社の競合企業にあたる企業の方のお申込みは、ご遠慮いただく場合がございます。何卒ご了承下さい。
※フリーメールアドレスでのお申込みは対象外とさせていただきます。予めご了承ください。

  

基調講演

センサレスからフェールセーフへ

名古屋大学大学院  工学研究科  情報・通信工学専攻 情報システム講座 教授 道木 慎二 氏

動力の電動化が拡大するなか,センサレス制御は,コストダウン・小型軽量化の要求に答えてきました.一方で,電動化の拡大は,電動飛行体や自動運転のステアリング操作などに及び始めています.故障による不意の停止が許されない,これらの用途では,駆動系(相数)や計測系(センサ)の多重化により,システムを冗長化させ,耐故障性を持たせる方法が一般的であり,センサレス制御の出番はなさそうに見えます。

本講演では,位置・速度や電流のセンサレス制御は,各状態の推定技術であり,センサレス制御可能な状態推定値はセンサ故障時に代替足りうるという着眼点のもと,同種のセンサを多重化せず,センサが推移定技術を利用して相互にバックアップすることでモータの耐故障性を向上させる可能性についての検討を紹介します。

トルクリップル制御手法の変遷

横浜国立大学  工学研究院  教授/芝浦工業大学  SIT総合研究所  特任教授  赤津 観 氏

モータ駆動システムの低騒音低振動化が求められている。モータが原因で発生する振動・騒音のうち、トルクリップルはモータシャフトにつながれる負荷の振動を励起するため特に抑制が求められる。本講演ではトルクリップル抑制に対して、今まで実施してきた手法を俯瞰し、数式モデルを用いた手法からリアルタイムシミュレータを用いた手法、EV/HEV用モータへの適用、までを紹介する。

共催ベンダー様による製品のご紹介

モータとモータECUのモデルベース開発の為の高精度プラントモデル:JMAG-RT のご紹介

株式会社 JSOL

自動車や航空機などの電動化に伴いモータドライブシステムの果たすべき役割が増大し、開発効率化のためにモデルベース開発の重要性が高まっています。電磁界解析ソフトウェア「JMAG」はモータ設計で用いるFEAモデルからモデルベース開発に必要な高精度プラントモデルを生成します。
本セミナーではモデルベース開発に求められるプラントモデルの最新トピックを紹介いたします。2020/12リリース予定のJMAG V20.0では、JMAG-RT:空間高調波モデル(微分法)からHDLコード生成が可能になり、シンクロナスリラクタンスモータへの対応も行う予定です。多相モータモデルの作成時間短縮に加え、三相モータ含め実行時間の高速化も行いました。リリースに先立ち、内容を紹介いたします。

高速モータ制御、高速モータHILSに関するソリューション(ツール)のご紹介と、制御モデルの受託開発のご案内

ディエスピーテクノロジ株式会社

超高回転モータや、トルクリップル低減、センサレス等の制御を実現する高速演算が可能なRCP、及びJMAG-RTに対応した高回転、非線形モータモデルを実装可能な高精度HILSを紹介します。
またモデルベース開発に関連して、モータのコントローラMILSモデル、HILSモデルの受託開発も行っております。その進め方についてご紹介いたします。

モデルベース開発(MBDのためのパイナンバーと機械学習の活用

ENJYN株式会社(枝光 敏章氏)

設計性能の確保や試作/量産における問題解決のために、パイナンバーと機械学習をシミュレーションまたは実験に組み合わせることにより、仮説の物理的妥当性を効率的に検証・フィルタリングする方法を紹介します。

枝光 敏章 経歴

ソニーにて、精密駆動機構の開発・設計業務に従事した後、 試作や量産におけるトラブルを削減するために、 CAE(Computer Aided Engineering)をはじめとする設計技術を開発する部署を立ち上げ、統括。

アクチュエータや制御を含む3D/1D機構シミュレーション、モデルベース開発(MBD: Model-Based Development)、品質工学を活用する最適設計手法、 メカモンテカルロシミュレーション、予兆感知のためのビッグデータ解析、 システムズエンジニアリングなど、 設計技術の手法開発プロジェクトを多数立ち上げ、推進。組織展開・設計プロセス構築を実施。

2019年3月、ENJYN株式会社設立。

博士(工学)(大阪大学)。
「電熱加速型パルスプラズマ推進機の性能向上に関する研究」:
小型人工衛星用の電気推進機の流体、電離、熱および電気の連成シミュレーションモデルにより性能が向上する設計解を見出し、実験で実証。実用化のための個体燃料の連続供給機構および多放電室誘発システムを考案。