用語集

掲載日:2026.9.11

溶接ヒューム

溶接ヒュームとは、溶接時に金属が高温で溶融・蒸発し、それが急速に冷却されて微細な粒子となったものが空気中に浮遊する現象、またはその粒子自体のことです。

■技術的な仕組みと特徴
・母材や溶接材料に含まれる金属(鉄、マンガン、クロムなど)が蒸気化し、大気中で酸化・凝縮することで微細な粒子として発生する
・粒子径が非常に小さいため、局所排気装置や集塵装置がない環境では作業者の呼吸器へ吸入されやすい
・可視化技術(画像処理・光学計測など)を用いることで、ヒュームの発生量や拡散状況を定量的に把握する取り組みが進んでいる

■産業・B2B分野での応用
・自動車・造船・建設など金属溶接を伴う製造現場全般で、労働衛生管理上の重要な管理対象となっている
・局所排気装置の設計や溶接条件の最適化(電流・シールドガス種類の見直し等)により、ヒューム発生量の低減が図られている

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