掲載日:2023.8.24
ESR(等価直列抵抗)
ESR(Equivalent Series Resistance)とは、コンデンサ内部に存在する直列抵抗成分を、等価的な一つの抵抗値として表したもののことです。
■技術的な仕組みと特徴
・コンデンサは理想的には純粋な静電容量成分のみを持つが、実際には電極・誘電体・リード線などに起因する抵抗成分が存在する
・この抵抗成分をひとまとめにして等価的に表したものがESRであり、値が大きいほど発熱やリプル電圧の増加、効率低下につながる
・コンデンサが持つインダクタンス成分は「等価直列インダクタンス(ESL)」と呼ばれ、ESRとあわせて高周波特性に影響する
■産業・B2B分野での応用
・電源回路(スイッチング電源など)に使用するコンデンサの選定・品質評価
・コンデンサメーカーにおける製品の特性測定・出荷検査
・電子機器の長期信頼性評価(ESRの経年劣化モニタリング)
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