終了)電動車 熱マネジメントシステム開発手法 (MBD & 1DCAE) 実践公開セミナー オンデマンド(参加無料)

<開催趣旨>

近年の脱炭素化社会やCASEを背景に電動化が加速する中、EV車の技術課題である、航続距離の確保と充電時間の短縮、電池劣化の抑制などを解決するための熱マネージメントシステム開発が急務となっています。

大手自動車メーカの電動車へのシフトに対し、部品メーカーは新しいシステムや技術の提案を急いでいる状況です。またシステム開発の効率化のために制御とハードの協調設計(システム設計)のためのMBD手法導入と活用を進めています。

しかし、従来のエンジン開発におけるハード、制御のシステム開発のためのMBD手法とは異なり、熱流の制御と、アクチュエータを含む部品の開発に、従来手法がそのまま適用できず、熱マネエンジニアの即戦力不足もあり、欧米からの遅れは否めない状況です。

今回、熱マネジメントシステム開発の加速化をご支援すべく、以下3つのソリューションについて、コンセプトと具体的事例を3者にご講演いただきます。

  • 電動車のモデルベースベンチマーキング支援
  • 新技術開発プロセス(MBD & 1DCAE)実践支援
  • 電動車の熱マネシステムのMILS, HILS構築支援

<登壇者>

  • 熱マネジメント分野で世界各国の自動車OEMから定評がある MAGNA社 (熱マネジメント 1D-CAEツール 「KULI」開発元)
  • MBD, 1DCAEプロセスの構築、推進を主導してきた元トヨタ自動車の 沢田龍作氏
  • MILS用プラントモデル開発やMATLAB/Simulinkとの結合実績のある元ソニーの 土居格氏

<開催概要>

開催日時: 終了)2022年10月11日より オンデマンド配信開始予定

会 場 :オンライン(オンデマンド)

参加料 : 無料

主 催 : 株式会社中央図研

共 催 : 穂高電子株式会社

対 象 : 電動車開発における熱マネジメントに課題のある方、お困りの方、ご興味のある方  マネジメント層、設計者、解析者

※競合他社の方は参加ご遠慮いただいております。何卒ご了承ください。

オープニング 株式会社中央図研 会社案内
基調講演1 サワダ技研株式会社 代表取締役 沢田龍作氏

「電動車MBD戦略の表と裏」

・自動車業界におけるMBD推進動向
・MBD取り組みの成果と課題
・電動車MBD戦略と戦術
・新技術開発と1DCAE

基調講演2 Magna Manager KULI Method Development    Christoph STROH 氏

・EV熱マネジメントの世界動向

注目トピックとキーテクノロジー

・最新のEV開発におけるKULIの活用事例

Tesla Model Y 車両熱マネジメントの設計目標とKULIシミュレーション・モデル
フォルクスワーゲンの現行車種にCO2ヒートポンプシステムを搭載した理由

・KULIの特徴

MILsにおけるハードと制御の統合の仕方
MILsからHilsへのつなぎ KULI+matlab/Simulink連携
OEMとサプライヤモデル流通 KULIでの機能
3D(サプライヤ)→1D-CAE(OEM)KULIとしてのやり方

・将来的な話題

オフハイウェイ(建機/農機)における電動化
燃料電池システムによる大型トラックの電動化
自動運転と熱マネの関係の話題

事例紹介 株式会社中央図研    主任技師 永谷隆志

M&Oコンサルティング 代表取締役 土居格氏

Tesla modelY の統合熱マネシステムのMils,hils構築例