用語集

掲載日:2023.8.24

バイポーラ電源/バイポーラ増幅器

バイポーラ電源とは、電流・電圧ともにプラスからマイナスまで出力できる電源のことで、I-Vグラフ(電流と電圧の関係を示すグラフ)の1象限から4象限まで全領域で動作可能な増幅器のことです。4象限動作により、電力を供給(ソース)できるとともに吸収(シンク)することもできるため、誘導性負荷や容量性負荷を駆動することに適しています。リニアアンプ方式を採用したバイポーラ電源は高速応答が可能で、スイッチング方式を採用したバイポーラ電源は大電力を扱う場合に適しています。「スイッチング」+「リニア」方式を併用したモデルもあり、信号発生器を内蔵したモデルは、自在に波形生成とシーケンス設定が行えます。

頭文字から探す