掲載日:2023.7.25
ディファレンシャルモードノイズ
ディファレンシャルモードノイズは、行き/帰りの方向が逆になるノイズのことで、伝導ノイズのひとつです。ノーマルモードノイズとも呼ばれています。ノイズ源が電源ラインの直列に位置することに起因し、電源ラインの間にノイズ電圧が発生します。また、電源ラインの間に流れるノイズ電流が同じ大きさ、かつ逆方向であることも特徴です。これは、信号源の電流とノイズ電流が同経路で流れていることに起因します。一方で、電源から入力ラインへの向きが同じノイズはコンモンモードノイズと呼ばれます。
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