掲載日:2008.10.31
スマートグリッド実証実験の負荷模擬試験や各種インバータ、UPS等の負荷変動試験に最適な交流電子負荷装置
(株)計測技術研究所 交流電子負荷装置 3250A / 3260Aシリーズ
小容量300W以下に対応するモジュールタイプと1.2kWの容量に対応するラックタイプをご用意。スマートグリッド実証実験の負荷模擬試験や各種インバータ、UPS等の負荷変動試験に最適な交流電子負荷装置です。
周波数設定をDCにすることで、直流電子負荷装置としてもご利用頂くことができます。
3250Aシリーズ
負荷容量300Wの負荷モジュールを採用したプラグイン方式の電子負荷装置です。3種類の負荷モード(CC/リニアCC/CR)に対応し、RS-232C/GP-IBインターフェースを標準装備。直流電子負荷としてもご利用頂けるDCモードも搭載しています。小容量風力発電など、様々な交流電圧源の負荷試験に最適です。
3260Aシリーズ
3260Aシリーズは1.2kWの容量に対応した交流電子負荷装置です。小容量タイプの3250Aシリーズと同様50パターンの電流波形メモリを内蔵し、CF(クレストファクタ)やPF(力率)の設定ができる他、無償公開のコントロールソフトウェア(3260 Controller)によりソフトウェアCP動作やシーケンス動作も可能です。スマートグリッドやマイクログリッド環境での交流模擬負荷として接続し、3260 Controllerソフトウェアによる時系列の負荷シミュレーションをすることができます。
主な特長
・クレストファクタの変更で力率可変
可変可能な力率は±0.3~±0.85となります。当シリーズの力率可変機能はクレストファクタ(波高率)を変更させ、位相をずらすことで実現しております。 ※サイン波での力率変更はできません。
・メモリ&シーケンス機能搭載
5組のメモリスイッチを搭載。簡単に設定値などの条件を呼び出すことができます。また、シーケンス機能は5組のメモリそれぞれに試験ステップを16個保存することができます。各ステップでTEST TIMEを100msec単位で最大9.9秒まで設定することができます。
・便利なメモリバンクキー
5つのキーから簡単に波形メモリを呼びだすことができます。キーへの予約はメモリバンク設定から行い55種類の電流波形の設定が可能です。
・メモリバンク
3250A/3260Aシリーズは定電流モードにおけるクレストファクタの変更が可能となっており、さらに力率の変更も可能です。これらの設定内容はあらかじめ電流波形メモリバンクとして登録されており、簡単に呼び出すことができます。メモリバンク設定テーブルと代表的な波形は以下のようになっています。
・リニアCCモード
矩形波出力に対応した負荷モードです。矩形波出力UPSの場合、一般的な交流電子負荷では電流波形が安定しませんが、弊社リニアCC モードでは安定した電流をシンクすることが可能です。
記載されている仕様・形状等は、改良等により予告なしに変更されることがあります。最新の製品情報につきましてはお問合せください。