欧州:eVTOLの機体認証について ~コロナ禍でも進む電動化~

掲載日:2020.12.9

コロナウィルスの影響により、全世界規模で経済にダメージが発生しています。とりわけ、航空機業界は深刻な影響を受けている状態です。
しかし、そのような環境においても欧州では、2020/5/25 EASA(欧州航空安全機関)より、第 1 回 公開協議としてProposed Means of Compliance with the Special Condition VTOL(特別条件 VTOL に対する適合手段の提案)、DOC SC-VTOL Issue:1 が発行されています。

DOC SC-VTOL Issue:1 は、A~ G の 7 つのサブパートから構成され、eVTOL の型式証明に関連する各種項目について定義を行うとともに認証するための手段が盛り込まれています。

● SUBPART A:GENERAL(概要)

● SUBPART E:LIFT/THRUST SYSTEM INSTALLATION(離陸システムの装備)

● SUBPART B:FLIGHT(飛行)

● SUBPART F:SYSTEM AND EQUIPMENT(システムおよび搭載機器)

● SUBPART C:STRUCTURES(構造)

● SUBPART G:FLIGHT CREW INTERFACE AND OTHER INFORMATION(搭乗者装備およびその他の情報)

● SUBPART D:DESIGN AND CONSTRUCTION(設計および製造)

EMC に関する要求事項は、SUBPART F:SYSTEM AND EQUIPMENT 内、「MOC 2 VTOL.2500(b)」に記載。基本的な内容は、機体内部の電気機器や配線の間で発生する EMC に対する「承認可能な適合手段(AMOC)」について言及されます。文書には、地上試験/飛行試験実施の条件、システムレベル試験が要求される機器、発生条件の定義をはじめ、特に妨害を受けてはいけない機器や発生源の想定などが言及されています。
試験方法は、「EUROCAE ED-248 ~ Guideo Civil Aircraft Electromagnetic Compatibility ~(2018/1 発行)」の参照が明言されています。

今回提言された eVTOL に関する内容が、欧州で正式採用された場合、米国や日本でも EMC の規格に DO-160 規格が適用される可能性が高いです。

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